M.BUTTERFLY 6 

 

もっともっと目茶苦茶にして欲しい
 息も付けないくらい壊して,
 涼介さんの事しか考えられないように変えてしまって 涼介からの電話は気紛れで拓海を翻弄させた
1時間も鳴り続けて拓海をよがり狂わせたかと思うと次の日には5分でコ−ルを終える

 

 

「約束を守って毎晩電話を待っていてくれた?」
涼介の問いかけに拓海は小さく頷いた
首筋が赤く染まっていて涼介の雄をそそる
「恥ずかしいことをしているのを親には知られなかったのかな?
俺との電話の最中に誰かから電話とかなかったの?」
「・・・一度,啓介さんから電話があって,親父が呼びに来たけど寝ているふりをしたから」
「気がつかれなかったんだね,拓海が寝ているふりをしながら蒲団の中でこんないやらしいことをしているだなんて知ったら驚くだろうな」
涼介の言葉が羞恥を煽る
「教えてくれるね,拓海,啓介から電話があった時,いつもよりも感じた?」
 涼介は気がついている
電話だといって親が部屋にきた時に拓海が逐精してしまったことを
「電話にでてやればよかったのに,啓介はきっと拓海が寝てしまったと言われて寂しがっていただろう」
 涼介に言葉で煽られるといつもよりも感じる
「啓介に声を聞かせてあげればもっと感じることが出来たのにね」
「もう言わないで,涼介さん」
「啓介も驚くだろうな,拓海のこんな可愛い声を聞いたらあいつもすぐに拓海の虜になってしまう」
 蕾の奥が濡れてくるような気分になる
拓海はたまらなくなって涼介にしがみついた
「触って,涼介さんっ涼介さんがいい」
「どうして欲しい?拓海,拓海の欲しい通りの事をしてあげるよ」
「いっぱい,俺を涼介さんでいっぱいにして」
 抱きしめて,離さないで,愛して
拓海は涼介の前にひざまずいてその前を広げた
「いい子だ,拓海」
 初めて口に含む男は大人の雄の味がして拓海を夢中にさせた

 

 夜半遅くに携帯が鳴った
涼介は携帯の着信音が嫌いなのでいつもバイブに設定している
履歴を見るとそれは弟からであった
傍らで眠る拓海を愛しげに見ると涼介は携帯を拓海の果実に押し当てた
「んっなにっ涼介さん」
覚醒に向かう拓海の髪を撫でながら涼介は伝えた
「啓介から電話があったんだよ,多分もう一度かかってくる」
言い終わらないうちに涼介の携帯が振動を開始した
「あうっあっんっりょうっあんっはあぁ」
果実の先端にアンテナを押しつけて快感を煽る
「やあぁっあっああっいいっやぁ」
先程まであれほど涼介に煽られていたというのに拓海の果実は新たな快感に立ち上がっている
「啓介のに感じるんだね,悪い子だ」
「やんっあっそんなっだめぇ」
「後ろに入れてほしい?啓介にも」
拓海が弾けるよりも早く10回のコ−ルで電話は切れた 快感を途中で放り出されて拓海の腰がうねる
「ああっ涼介さんっお願いっ我慢できない」
「耐える事を知らない体だ,お仕置が必要だね」
細い紐が拓海を縛ってくる
「いいっすごいいいのぉっもっとぉ」
 拓海はうっとりと喉を鳴らした

 

to be continue