[wild wild west2]
プロジェクトのミ−ティング,
確かにミ−ティングなのだがメンバ−達には密かな楽しみがあった。
それは,ここだけの話,
あの秋名のアイドル藤原拓海を生で拝めるというものだ
だからプロジェクトDはやけにミ−ティングが多いのが特徴である
「うわ−っ今日もむちゅくちゃ可愛い,秋名のハチロク
」「一度でいいからデ−トしてみたいよな,あんな可愛い子とつきあえたら俺自慢しまくっちゃうぜ」
メンバ−はうっとりとして拓海を見つめている。
(見んじゃねえ,拓海は俺んだ)
啓介は苛々と煙草をふかしながらメンバ−を睨み付けていた。
拓海はといえば,メンバ−の視線の意味なんか気がつくわけない
啓介さんは機嫌悪いな,くらいにしか思っていなかったのだったが
今日の拓海には野望があった。
(今晩はエッチしないで啓介さんとデ−トするんだ)
別にデ−トコ−スでなくてもいい,赤城の峠を一緒にドライブするだけでいい
秋名湖でスワンに乗りたいなんてわがままはいわない
脱セックスフレンド,を目指す拓海は燃えていた
今晩は熱い体で思いきり泣かせてやろう
啓介はこれからの一夜を思うと鼻がだら−んと伸びてしまっていた。
今までも俺の自慢のいちもつで満足させてやっている自信はあったが今日の俺はちと違う
拓海が不安に思う暇もないくらいめろめろにさせてやるんだぜ,
それが男の甲斐性ってもんだ
あ−んな事やこ−んな事も,ううう やらしすぎる
今まで拓海が初心者だから我慢してきたテクニックを今晩こそ披露してやるのだ
だてに場数はこなしていねえ
今晩俺は男になるっ
鼻息も荒く啓介は股間を膨らませるのであった
ミ−ティングが終わり皆が家路に向かう。
一応ダブルエ−スという特権を生かして,拓海の送り迎えは啓介の役目となっていた
これが本当の役得である
他のメンバ−が歯ぎしりする中,啓介は鼻高々に拓海をFDの助手席に案内する
啓介はこの瞬間が大好きであった
拓海が自分の所有物だと周囲に見せつけられる数少ない場面である
メンバ−の嫉妬に満ちた視線が心地よい
(ば−か.拓海は俺の助手席専用なんだよ,おとといきやがれってんだ)
ぶおんぶおんぶおおおお−っ
ロ−タリ−サウンドを鳴り響かせて目指すは前橋国道ぞいのラブホテルである
「今日はやだっ」
車中ではお互い一歩も譲らず,にらみ合いが続いていた。
「なんでだよ,久しぶりなんだしいいじゃんか,ホテルいこうぜ」
「やだって言っただろ,今日はエッチしたくないんだよ」
全く取り付くしまもないとはこの事だ。
「女じゃねえんだから生理とかって言い訳すんなよ,なんで俺とするのが嫌なんだよ,えっ理由いってみろ」
むかああ−っ啓介の言い方がむかつく。
「そんな事口で言わないとわかんないような馬鹿とはエッチしたくねえんだよ」
うき−っ馬鹿と言ったな,てめえ,自分の彼氏に馬鹿とは聞き捨てならねえ。
啓介は無言で車をホテルに直行させた。
いきつけのホテルは車のまま部屋にいけるシステムで男同士のカップルにはお勧めの場所である
「おら,下りろよ,もうきちまったんだから逃げられねえぜ,覚悟しな」
「やだ−っやだやだやだ−っ」
駄々をこねる拓海をひょいっと担ぎ上げると啓介はようようと部屋をチェックインした
そのまま拓海をベットに楽々と運んでしまう
悔しい,俺だって男なのにこんなにも啓介さんと体格が違うだなんて,
拓海が素直になれない原因の一つにはこれもある
男なのに,力関係では絶対啓介の方が上。
別に啓介を抱きたいとか下剋上を狙っている訳ではないけれども
やっぱり男としてのプライドが軋みをたてる
つんっとそっぽをむく拓海の上に啓介が伸しかかってきた。
「なあ,何すねているんだよ,やろうぜ」
やっぱ嫌いだ,啓介さんなんて
「な,お願い,やらせて」
大嫌い,でも許してしまう
ぺろんっと耳たぶを嘗められて肌が総毛立ってしまうのを押さえられない
ぺろぺろと犬のように啓介は拓海にじゃれつきながら段々首筋から胸へと下がってきた
「あっはあっやだってば,啓介さん」
「何いってんだよ,こここんなにして,お前も立ってるじゃんか」
いきなりぎゅっと下半身を握られて拓海がのけぞった。
「やあっあっはあ,馬鹿」
ちゅぱちゅぱと乳首に吸いつきながら啓介はせわしなく拓海の服を脱がせていく
(ううう,久しぶりだぜ,可愛い,マジぐっとくるぜ
やっぱ拓海でなきゃなあ,うひひひ)
今日は大人の余裕でなんてかますことなんて出来やしない。夢にまで見た拓海とのエッチなんだから
それでも賢い啓介は美香からの忠告はしっかり覚えていたので
今日は自分本意なエッチではなく拓海をよがらせてめろめろにさせてやるつもりであった
自然愛撫も念入りになる
「ああっあんあんっやっあん」
拓海はいやいやと首をふるがそれもいきり立つ男にとってはスパイスとなる
「おいっ拓海,足開けよ」
目をらんらんとさせて啓介の野性の本能爆発
ここまで来ても足の付け根をしっかり閉じているところが生娘相手のようでそそるのなんのって
「おいっこらっ意地はるなって」
足の間に割り込もうとする啓介とさせまいとする拓海の攻防が続く
「こら−っ拓海−」
「や−っいや−っ」
やんやんと可愛い仕種ながらも抵抗する力強さはさすが秋名のハチロクというしかない
ごおおおっ燃える啓介
「ふんぬ−っうおおおお−」
火事場の馬鹿力?で拓海の膝頭に力を込めて啓介が全精力をかける
ふんっふんっと鼻息荒く徐々に開かれていく拓海の処女地に見入る啓介
ちょっと親父入っています
「やああっ変態,啓介さん親父−」
ここまで抵抗しているのに啓介の性欲の前には拓海の理性は通用しないのか
こんなけだものが自分の恋人なんてちょっと悲しい拓海である
だが悲しんでばかりもいられない
悲しんでいる拓海のズボンとパンツを引き魅き擦りおろしてくんくんっと匂いをかいでうっとりする啓介であるぺろんぺろぺろ
性急に後ろの蕾に舌をつっこんでねぶっている啓介は人間の理性を捨てたようだ
「やっあっはあっいやぁ」
まだ潤ってもいないそこにいきなりぬめぬめとした舌を突き入れられて内壁を嘗められる
襞の隅々まで嘗めほぐすくせに
前にはいっこうに触れてこない啓介が恨めしくて拓海はついぎゅうっと啓介の頭を太股で挟み込んでしまう
意を得たりとばかりに啓介の攻めが激しくなった
目の前で拓海の果実が育っていくのを激視しながら蕾に舌をねじ込んでは引き抜いてを繰り返す
「やああっ啓介さんエッチぃ」
もうじらさないでと拓海の腰がうねりはじめた
「まだだ,もっともっと慣らして拓海をとろとろにしてやるって今日は決めているんだからな」
拓海はあまりの快感に目がうるうるしてしまう
いつもならばもう我慢できなくなった啓介がのしかかってくるのに舌でも愛撫だけで前も触ってくれやしない
「もうやだ−っ啓介さんの馬鹿−」
「ちくしょ−っ馬鹿っていったな,そういう奴にはこうだぜ」
蕾に指を添えて思いきり開かせると今までにない奥まで舌を突き入れてきた
「ああぁっそこ駄目,あっいやぁ」
前立腺にいきついたらしい啓介の舌の先が拓海を翻弄する
啓介の固い物で突かれることに慣れていた拓海のそこに舌でも愛撫はまどろっこしくて,でもすごくよくて
「あ,っそこぉ,もっとぉっ」
知らずのうちに足を思いきり開いて啓介の唇に腰を寄せてしまう
「すげえ,拓海感じまくってるぜ,もう前もびしゃびしゃじゃんか」
拓海の果実は完全に立ち上がって先走りの蜜を溢れさせていた
「あん,そこも,なめて,やん」
快楽に落ちて羞恥心の薄れた拓海というのはなんと色っぽいことか
これが啓介専用だと思うと神様ありがとうっと祈りをささげずにはいられない高橋啓介21歳大学生
「だ−め,今日は後ろだけでイってみような,拓海なら出来るって」
くいっと指を入れられて舌でさんざん弄られた部分をこりこりと押しつぶされる
「やあんっもうっいっちゃうっやだぁ」
いやいやする拓海はどこか幼く見えて啓介の欲望をダイレクトに刺激してくれる
いつもあんなに憎たらしくて意地っぱりなのにその下にこんな可愛い素顔が隠されていたなんて
啓介感激−っ
「なあ,拓海,俺の欲しい?」
啓介の問いにきょとんっとする拓海
「これだよ,これ,ここに入れてもいい?」
嫌だと言われても入れちゃうのだがとりあえずお伺いを立ててみることにする。
拓海の手をとるとびんびんになっている自分の雄へと導いた。
「こいつがさっきから拓海の中に入りたいって暴れてんだよ,なあいいだろ」
拓海の手にぐいぐいと押しつけて自分を主張する
ここまで来てはやめられない止まらない
啓介の先はちょっと漏れ始めていてぬるぬると拓海の指を汚している
「やあ,やん」
拓海が手を離そうとするのを逃さず上から自分の手で押さえつけて掌に握らせた
「な,な,こいつのこと可哀想だと思ったらさあ,いいだろう」
「やだっ啓介さんの・・・大きい」
うるうる眼でじ−っと恨めしそうに見つめられて啓介は深くにもそのままイってしまいそうになったい
だって拓海がぎゅ−っと握り締めるんだもん
いかんいかん,自分の息子を戒めてから,啓介は拓海の指を蕾へと導いた
「拓海のここでさ,俺の息子ちゃんをなぐさめてやってよ,ねっねっ」
「やだあ−っ」
一応聞いてはいるがすでに啓介は拓海の足を大きく開かせていちもつを蕾にあてがっていた
ズブッズブ
粘着質な音を立てて啓介の雄が拓海の奥へと飲み込まれていく
「やだって言っただろっやっああぁ」
ばたばたと足をばたつかせる拓海を抱きしめて啓介は幸せを噛み締めていたし
「もう入っちゃったもんね,うう−っ拓海の中ってすげえ気持ち良い,熱くってぎゅうぎゅう俺の事締めつけてくるぜ」
ぐんっと啓介の雄が大きくなる
「ひっっやっもっとゆっくり」
ぐいぐいっとねじいれられて,痛いはずの器官が嬌声を上げていく
「さっきすげえ慣らしてやったからな,痛くねえだろ,なあ,気持ち良い?」
舌で散々泣かされた前立腺の辺りを今度は啓介の雄で刺激される
「んっんん−っ」
「後ろでいけそう?イけっだろ,拓海のここも爆発しそうじゃんか」
触っていないのにぷるぷる震えながら拓海の果実はどんどん蜜を溢れさせている
ずるるっと引き抜かれては奥までねじ込まれる
内壁まで持っていかれるかというくらい激しい快感
「けいっ啓介ぇっ恐い」
あまりの快感にどうかなってしまいそうだ
未知への恐怖に拓海が怯えるかのように啓介にしがみついた
「大丈夫,大丈夫だから,な,一緒にいこうぜ」
いつもの拓海とは違う幼い仕種が嬉しい啓介である
こんな拓海を見れるのは俺だけなんだっという満足感も一緒にやってくる
それに拓海の内壁は啓介を離すまいとぎゅうぎゅう締めつけてくれてありがとうブラボ−サンキュ−ってなもんだ
(やっぱ俺拓海専用だわ 拓海以外なんてもう俺のこれからの人生考えられねえ)
高橋啓介21歳,本来ならばこれからという年頃であるがすでに人生のパ−トナ−を見つけてしまった
こうなってはこれからの長い道程,拓海と性の深遠を極めるしかない
それにはまず,この意地っ張りで最高に可愛い小猫ちゃんに好きだと言ってもらわなければ
「なあ,拓海,俺の事好き?好きだって言ってみろよ」こういうときに言わせてもしょうがないだろうが,
とは思うがどんな時に言わせたとしても好きは好き,言葉には違いない
「やあっもっとぉ,あん,もっとしてぇ」
「ちゃうってば,好きだって,おいっさしすせそ行のさ,とかきくけこ行のき,だ.拓海,好きっていえよ」
がしがしと腰を揺すりながらも啓介は拓海にその一言を言わせようと追求の手を休めない
「言えっ言うんだっいっちまえばすっきりするぜ」,
「やああっ啓介ぇ」
うううこの拓海の頑固さはなんなのだ,
「なあ,言えよ,俺の事好きだろ,好きって言ってくれたらここ触ってやるからさ」
真っ赤に立ち上がっている拓海の果実を指でぴんっと弾いて言葉を促す。
そこまでして好きっと言ってもらいたいか,情けないぞ,啓介
あうううう−っ涙まじりに拓海は啓介に抱きついて腰を擦り寄せた
どきどきどき
拓海が自分から抱きついてくれることはそう滅多になくて啓介のシャイなハ−トは潰れそうだ
拓海の可憐な唇が啓介の耳たぶを含んでかりっと歯を立てられる
うおおおお−っ拓海っそれは反則
「好き」
小さな,啓介にだけ聞こえる声で囁かれた瞬間,啓介の自制心は崩壊した
ドピュッ
お腹の中に生暖かいものがほとばしるのを感じて拓海はびっくりする
啓介は拓海の肩に顔を埋めて小さな声でつぶやいた
「わりい,イっちまった」
とろとろと拓海の奥から啓介の液が溢れてくる
男としては相当情けない事態かもしれない
うううっ拓海をとろとろにするまで感じさせてやるつもりが自分の方が持たないだなんて
高橋啓介一生の不覚
耳まで真っ赤にして屈辱に震えている啓介の振動が拓海の内壁を刺激する
だって拓海はまだなんだもん
「やっああんっけいっもっとぉ,もっといっぱいちょうだい」
「うお−っ拓海−っこうなったら数で勝負だ,ふんぬ−っがしがしがし」
けだものとなった啓介を止められる者は誰もいない
まったりとした時間が過ぎていく
このまったりというのはラブラブカップルならではの特権なのだが今回は違った
拓海は怒っていた
猛烈に怒髪天ついて怒っているのは一目瞭然
とほほなのは啓介である
(しかたねえよな,拓海より先にいっちまったんだもんなぁ,はああぁ)
しょぼんとうちひしがれたその姿は見るものの涙と笑いを誘う
だが啓介の思うような事で拓海は怒り狂っているのでは無かった。
(この大馬鹿もんが−っ人をダッチワイフ扱いしやがって−)
南極2号か,いや86号
今日こそは啓介とデ−トなるものを目論んでいただけに悔しい
もっとむかつくのは流されてしまった自分に対してだ
だって仕方ないじゃないか
大好きな恋人にレロレロされたら感じちゃうのは男の摂理というものだ
自己嫌悪から更に怒りは深くなる
「俺,もう啓介さんとはしない」
拓海は爆弾宣言をすると啓介を残して部屋を出ていこうとした
「ちょっちょっとまてよ,そりゃねえよ,確かに今回は俺が悪かった,ごめん,誤る」
「やだっもう啓介さんとセックスしない」
「そんな事言うなよ,今日はちょっとだけ体調が悪かったんだよ,だから我慢出来なかったんだ」
「どうして体調悪くてあんなに絶倫なんだよ,嘘つくなよな」
どうも会話が噛み合っていないような・・・
「そりゃあお前だって彼氏が早漏れなんて嫌だろうけどよ,いつもはもっと長持ちするのは拓海だって知っているだろ,なっなっ」
どどどどどっ怒りのあまり拓海の全身の毛が逆立ってしまう
「この腐れ外道」
拓海魂身の膝げりが奇麗に決まった
・・・・・
声も無く倒れ込む啓介
口から泡を噴いて股間を押さえ悶絶する
そんな啓介を冷たい視線で拓海は見下ろすときびすを帰して部屋から出ていった
なんかこの前もこんなことしていたような
成長の無い二人である
west3に続く