CCA後妄想
ネオジオンによるアクシズ地球降下作戦が失敗に終わった後。
損傷した機体の中からシャアアズナブルもといキャスバルダイクンとアムロレイを回収したのはネオジオンであった。
回収直後の混乱は酷いものであったが、幸いにもシャア、総帥の意識は明確であり、適切な指示の元自体は収束に向かった。
アクシズ落としは失敗に終わったもの、それが連邦に多大な影響力を与えたこと言うまでも無い。
スペースノイド達は地球を貶めるのにあらゆる手段を使うことが出来る、
それを知らしめたのだ。
今回はアムロレイというイレギュラーのため失敗に終わったが、機会さえあればいくらでも同じ手段を、もしくは別の手段を持って、地球という母なる大地を温暖化もしくは寒冷化させ、壊滅することなどたやすいのだ。
その驚愕の事実を連邦に見せ付けた。
そしてもうひとつの事実。
それも人々は痛切に実感した。
未曾有の自体が起こった時、食い止められるのはニュータイプのみなのだということを、
アムロレイ、
一年戦争の英雄でありアクシズ落としを止めた功労者。
人間の常識を超えた行動、意識により地球を救った英雄
連邦の力が弱まっていたこと、ネオジオンが混乱により 情報は統率されず、垂れ流しにされた。
アムロレイが世界を救った。アムロレイが地球を救った。
人々の噂には壁は無い、
それは瞬く間に世界中に、地球全土に、宇宙のスペースノイドに広がった。
アクシズ落としが失敗に終わった混沌とした時代。
そんな時代に人々は救いを求めた。
ニュータイプ。
地球を、世界を救える存在。
とうの昔に廃れた信仰心が復活するのに時間は必要としない。
あの事件から一週間後、報道統制もなされていない世界にひとつの信仰が芽生えた。
ニュータイプ。
アムロレイこそが世界を救う人物なのだと。
遠い昔、貼り付けにされた神の子のごとく、アムロレイという名はその固体を超越して信仰の対象となった。
今現在、アムロレイはネオジオンに収容されている
彼らはアムロレイを、ファーストニュータイプを手放すつもりは毛頭無い。
連邦は彼の軍籍を盾にアムロレイの変換を要求している。
しかしそれは受け入れられることは無いだろう。
そして、地球の人間、スペースノイドから生まれた新たなる信仰、
彼らは全てアムロレイを手に入れようと策を練っている。
アムロレイは、アムロレイ本人はアクシズを止めた弊害なのか、混沌とした眠りの中をさまよっていた。
ネオジオンのニュータイプ研究所の中で、
というような設定がHANAは大好物だー!!アムロアイドル!!妄想妄想