[Lの秘密2]


Lは夜神月 18歳普通の大学生をプロファイリングするために日本で一番頭のいい東大に入学した。
もちろんマサチューセッツ、ケンブリッジ、エールなど名立たる大学を全て主席&スキップで卒業したLに入学試験など問題ではない。
否、問題はあった。
テスト会場で夜神月と会ったのだ。
フォーリンラブ。初めての出会い。
Lは興奮した。
「はあはあ、」
あまりにも息が荒かったため試験監視官に注意された。
それは置いておいて、

その時振り向いた月の表情もLを興奮させた。
Lを見た瞬間、月は目を逸らした。
見てはいけないモノを見てしまったという複雑な表情。
本当はそうだったのだが独自の変換機能が備わっているLセンサーには月が頬を染めて恥らっているようにしか見えなかった。
すぐに視線を逸らされたのは、
「恥ずかしかったんですね、可憐だ」
Lは試験中だというのに興奮してしまった。


だが興奮しても月と一緒の主席という辺り、Lが只者ではないことを証明しているだろう。
恐るべしL
Lと月のキャンパスバトルはまだ始まったばかりだ。